12月18日(金)その3 カウンセラーの眼「夏目漱石から読み解く」
<カウンセラーの眼「夏目漱石から読み解く『家族心理学』読論から分かったこと 」> 「吾輩は猫である」で有名な日本の文豪、夏目漱石につて、「家族心理学」の切り口で新たな面や角度から漱石を分析した本を今週、7日間で読破(274ページ)しました。
〇漱石の不幸な出生と、幼少期、養子に出され養父母の不仲の口論を聞いて育っていきます。親の母親の「愛情」を受けられない漱石が、それが要因なのか不明ですが「うつ病」などの精神疾患にかかり、48歳で生涯を閉じます。
〇30歳で8歳年下の女性と結婚。作家として夫として、「悪妻」と言われた妻と2回の離婚騒動も乗り越え、7人の子どもたちを産み育てていきます。
〇漱石は、家族関係の危機状態を私小説的に書き上げる(外に公表する)ことと妻と共通の趣味である「落語」(落語的な夫婦の語らい)が、離婚を回避したと論づけています。
***「夏目漱石」を家族心理の面から、新たな漱石論を鋭い切り口で、評論していて、私には興味をひく本でした。高価で、矢板市の図書館には置いてないかもしれませんので、興味がある方は声をかけてください。
〇漱石の不幸な出生と、幼少期、養子に出され養父母の不仲の口論を聞いて育っていきます。親の母親の「愛情」を受けられない漱石が、それが要因なのか不明ですが「うつ病」などの精神疾患にかかり、48歳で生涯を閉じます。
〇30歳で8歳年下の女性と結婚。作家として夫として、「悪妻」と言われた妻と2回の離婚騒動も乗り越え、7人の子どもたちを産み育てていきます。
〇漱石は、家族関係の危機状態を私小説的に書き上げる(外に公表する)ことと妻と共通の趣味である「落語」(落語的な夫婦の語らい)が、離婚を回避したと論づけています。
***「夏目漱石」を家族心理の面から、新たな漱石論を鋭い切り口で、評論していて、私には興味をひく本でした。高価で、矢板市の図書館には置いてないかもしれませんので、興味がある方は声をかけてください。