7月8日(火)その3 カウンセラーの眼「あきらめない心と強い意志」
<カウンセラーの眼「あきらめない心」>今日は、進路に向かってチャレンジしている3年生にアドバイスの意味を込めたコメントです。***源 義経は一ノ谷に陣を構えた時、平氏の不意を突いて背後の山上に出ました。そこは断崖絶壁でしたが、土地の者からこの道は鹿が通れると聞き、「鹿が通るほどの道、馬の通わぬことあるべからず。」と叫んで、一気に駆け下りて平氏の軍勢を蹴散らし勝利に導いた、という話から、人は「できる」「あきらめない」心を持つことが、難関突破の近道であるという考え方です。 この考え方を理論的に検証した、「ジョン・アトキンソンの期待価値モデル」は、次のような式ができます。
達成志向行動(やりとげようとする行動)=「動機」(やらなくてはならない)×「期待」(自分にはできそうだ)×「価値」(自分に価値あることだ)
「動機」と「期待」と「価値」の3つのかけ算の合計が「達成志向行動」(例 入試に向かっていく行動)になります。逆に、「やる気がゼロ」とか、「できそうにない」などと考えると、合計(達成志向行動)は「0」になってしまいます。 この考え方は、部活動などにでも使える考え方になります。