その3 カウンセラーの眼41「親の思い・・・」
<カウンセラーの眼41「親の心、子知らず」>子を思わない親はいません。 子の将来を考えない親はいません。 「我が子をもっとよく見てもらいたい、よく見てほしい。」という強い思いや不満を、担任に伝えている電話が私の耳に時折、聞こえてくることがあります。 「親心」が十分に伝わってきます。 現実には、中学校では「教科担任制」になり、30数名の子供たちを受け持つ担任には、全員の子供たちを父親や母親のように優しく愛情込めて見てあげられていないと思います。しかし、我々、教育専門職のプロとして、矢中の559名の子供たちには、全員愛情を持って関わっていこうと考えています。