その3 カウンセラーの眼「ドンマイの気持ち」
<カウンセラーの眼「ドンマイの気持ち」>今年度の全国軟式高校野球大会準決勝戦は、延長50回で勝敗が決着したという記事がスポーツ新聞を賑わせていました。 ここまで勝ち上がるまでには、両チームとも大小のミスを部員がカバーしつつ戦ってきていると思います。カバーするときに掛け合う言葉が「ドンマイ!」です。 「大丈夫だ、みんなでカバーするから。」「一人のミスを全員のミスとして受け止め守ろう」という日本人特有の思想(考え)からきていると思います(他国にもある思想かもしれませんが)。 私を含めた昔の子供たちは、幼少時の「群れ遊び」の中で、「ドンマイの気持ち」が育ち、経験できたものが、現代っ子は育っているでしょうか・・・。