その2 カウンセラーの眼「お子さんの話を聴いていますか?」
<カウンセラーの眼「お子さんの話を聴いていますか?」>町の中や研修会などでお会いするお母さん方から、「いつも、矢中のブログ見ています。カウンセラーの眼、楽しみにしています。」というお話をいただいています。このようなお話が、多く聞こえてくることを願ってブログを更新していこうと考えています。 お母さんやお父さんは、毎日、お子さんから学校ことや部活のこと、友達のことなどを聞いていると思います。時折、お子さんから危険なメッセージが語られることもありますが、お家の方は真剣に五感で聴いているでしょうか? 「聞く」は耳で聞きますが、「聴く」は耳で、目で、肌で、においで、心で聴くという意味があります。 お子さんから発する「悩みや危険なメッセージ」には、次のように「聴き方」で聴いてあげてください。
1 怒らない、叱らないで聴く。
2 お子さんのおでこに手を当てたりしながら、体温を感じ(測る)ながら聴く。
3 怪我や体の具合を確認する上で、お子さんの体をさわりながら聴く。
4 顔色や目の色、目つきを確かめながら聴く。
5 心に痛いところがないか確認しながら聴く。
6 お子さんの気持ちを確認しながら聴く。 お子さんが「悩みや不安」などを漏らしたときは、仕事や家事を止めて、このような聴き方をしてあげてください。