過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

11月21日(金)その2 記念講演 薬師寺執事 大谷徹奘先生

 

<記念講演 薬師寺執事 大谷 徹奘先生>本日、宇都宮市内のホテルで「第50回記念 関東地区公立中学校修学旅行研究発表会」が開催されました。私は、塩谷地区中学校長会の理事になっていることから、役員として参加しました。この発表会の中の記念講演は、遠方の奈良県薬師寺の大谷 徹奘(おおたに てつじょう)先生を講師にお招きし、お話をいただきました。この講演内容を紹介します。

1 奈良県の3つのお寺「法隆寺」「薬師寺」「東大寺」と他のお寺との違い2つは?・・・回答 この3つのお寺には「お墓がない」、「葬儀をしない」ことが違いである。この3つのお寺は、「心」の勉強(お経で)をする学校(寺)であるそうです。

2 幸せになるための4文字は?・・・回答「身」「心」「安」「楽」(しん・じん・あん・らく)である。安らかな心をもつこと。これが「安心」である。安らかな心とは・・・難しい!

3 人間の心を一番、不安にするものは何?・・・回答 それは「人間関係」である。人間は皆、異なる「価値観」という「ものさし」を持っている。その「ものさし」の長さや幅も異なる。人は、同じ長さの「ものさし」を持つ者同士が、仲良くなる。しかし、「価値観」(「ものさし」の長さ)が違う人でも、一面を見るのではなく色々な新しい「価値観」を受け入れる努力をしてはどうか!

4 お経の中で、人と人との出会いを何と言うか?・・・回答 「縁」(えん)と言う。奥さんや夫、自分の子ども、生徒でも職員でも、「よっぽどの縁」がなかったらここで出会えなかった、奇跡的な関係であることを大切にしてほしい。

***大谷先生の講演を拝聴し、「よっぽどの縁」で出会えた家族に、矢中の生徒たちに、矢中の職員たちをありがたいと感じつつ、講演を拝聴させていただきました。「ありがたいお話でした。」