カウンセラーの眼35 集団行動が苦手・嫌う子が増えています
<カウンセラーの眼35「集団行動が苦手・嫌う子が増えています」>バブル以降、「核家族化」が進行し、「少子化」が進む中で、「乳幼児の誘拐や殺傷事件」も増えてきたことから、子供たちの遊び場は「家庭」になってしまいました。1人または2人の兄弟(姉妹)に母親、父親の中での小さな集団で、0歳から4歳ぐらいまで育った子供が20から30名の集団がある幼稚園や保育所に入園(所)していく訳ですから、「大きな入園(所)ギャップ」を感じます。ほとんどの子供は適応していくのですが、性格や過保護、過干渉で育った子は集団に「不適応」を起こしていきます。それが、小学校6年間で改善、解消されていればいいのですが、不完全のまま中学校に入学すると、集団である「学級」や「部活動」、「友人関係」作りがうまくできないで悩み、苦しみ、学習や登校意欲が欠けてしまいます。***小さい頃から、子供が自分で考え、行動し、善悪の判断のできる子に育てていくことも必要に感じます。 例えば、「ライオンの母親」のような非常な行動も21世紀に生きていく子供たちには必要なのかもしれません。