過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

その3 カウンセラーの眼「メモをつける習慣が成功をもたらす」


<カウンセラーの眼「メモをつける習慣が成功をもたらす」> 一流のアスリートたちや一流の監督たちは、詳細なメモをつける(とる)習慣がついています。 例えば、錦織 圭の専属コーチのマイケル・チャンは、現役時代からずっと、練習やゲームにおいて、詳細な「メモ」をとっているそうです。

羽生 結弦選手も、「自分がどういう気持ちの時に、どんな演技になるか、どんなミスをするのか、しっかり書き出してある」と記者会見で話しています。

また、羽生選手は、実際の得点を確認して、点の出方を研究しているそうです。その際に、ジャンプやスピン、ステップといったように、各技術を詳細に書き出して、完成した部分は「赤い丸」を、納得できなかった部分は「青で印」をつけるなどして、一目で分かるように色分けします。 彼は、身体で覚えたことを頭の中で、確認するためにメモを活用しているようです。

「日記」は三日坊主。メモは苦手、という人が多いと思いますが、メモをとって確認していく習慣が、自分の将来の成功に導く「キーワード」になるかもしれません。

***参考文献 児玉 光雄「羽生結弦 誇り高き日本人の心を育てる言葉」楓書店 2014年