3年生校外学習「市内めぐり」
3年生が本日、社会科とつつじの校外学習で「市内めぐり」をしてきました。
3年生は、総合的な学習の時間(つつじ)で、「大豆を育てよう」の学習をしています。
そこで、味噌工場を見学して、大豆から味噌ができるまでを調べてきました。
また、社会科「市のようすはどうなっていいるの?」の単元で、矢板市について学習しています。
今日は、市内各小学校や市役所、城の湯温泉、川崎城跡、道の駅矢板など「市内めぐり」をして、矢板市について理解を深めました。
はじめに見学した場所は、矢板市役所。
矢板小学校の隣にある市役所ですが、実際に中に入ったことのある子はほんの僅か。
中に入って、市役所で働く人たちの仕事の様子や、総務課、税務課、子ども課などのそれぞれの課でどんな仕事をしているのかを詳しく説明していただきました。
外に出て、上下水道事務所へ。
2年前の東日本大震災でも活躍した給水車。
震災後、断水した数日間、この給水車にお世話になった方もいると思います。
蛇口をひねると、冷たい水が勢い良く飛び出しました。
↓火事のときに使用する消化栓。
こちらも大量の水が噴き出して、駐車場があっという間に水びたしに!
次は、市役所3階の「議場」へ。
矢板市の重要な市政運営を司る市議会が開かれる「議場」。
子ども達は、一人ずつ議長さんの席にも座らせてもらえました。
この中から将来の議長が!?
続いて、バスに乗って矢板市下伊佐野にある「小野崎糀店」さんへ。
大豆が原料となる「味噌」の作り方について、子ども達は実際に自分の目で確かめながら学んでいきました。
小野崎糀店では、昔ながらの製法で、丹念にお味噌を作っています。
その一つ一つの行程を、丁寧に説明していただきました。
ワークシートに分かったことや気がついたことをたくさんメモをすることができました。
できたばかりのお味噌の味見もさせていただき、「おいしいー」と笑顔を見せる子ども達。
続いて、川崎城跡へ。
今から約800年前に、塩谷朝業によって築城された川崎城。
川崎城は、東側に宮川が流れ、西から南に弁天川が外堀の様に取り巻く”城山”と呼ばれる丘陵にあり、まさに「自然の要塞」。
朝業は鎌倉時代初期の御家人で、歌人としても知られ、相当な地位にあった人物です。
↓城跡の頂上でお弁当タイム♪
↓とんぼや蛙などを捕まえて、わざわざ担任に自慢げに見せに来る子ども達。(; ^▽^)
続いて、矢板市最東端の豊田小学校へ。
豊田小学校は、現在全校児童23名の小規模校。
3年生は全部で4名だそうです。
ちょうど、昼休みの時間だったので、豊田小学校の子ども達は校庭で遊んでいるところでした。
保育園で一緒だった3年生もいたようで、久しぶりにお話をすることができた子もいました。
最後は、道の駅矢板へ。
自然エネルギーが最大限に生かされるエコハウスを見学しました。
総工費1億円で建設されたエコハウス。
太陽光、太陽熱、風、地中熱、水、バイオマス、温度差を上手に生かす技術や工夫によって、夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごせます。
無料宿泊体験もできるそうです。
最後は、農産物直売所「旬鮮やいた」にて、お買い物。
「旬鮮やいた」では、地元農家が丹精込めて栽培した朝取り野菜を中心に、新鮮で安心・安全な農産物や加工品を提供しています。
それらは、みな「矢板ブランド」として認証されたもの。
一人300円のお小遣いで、野菜や矢板の特産品を購入しました。
子ども達は、今日の市内めぐりを通して、ふるさと矢板の良さを再発見することができました。