1/9(木) 6年生「租税教室」
【6年生租税教室】
6年生が本日、「租税教室」を実施しました。
6年生は、社会科「政治って何だろう」の単元で、税金の仕組みについて学習します。
今日は、矢板市役所税務課の方々を講師にお招きして、「税金」の基礎知識について分かりやすく説明していただきました。
「みんなが安全で幸せな生活を送れるのは、お父さんやお母さん、そしてみんなが納めている税金があるから。」と子ども達に説明する市役所税務署の方。
「税金クイズ」をして、矢板市内にある、長峰公園、消防署、塩谷病院、警察署、学校などの中で、税金で建てられている建物とそうでない建物を学習しました。
週に何度か来るゴミの収集、学校へ行くと教室や体育館、プールに運動場などの設備があります。
また、夜も安心して休めるよう、警察署や消防署の人達が24時間体制で私たちの安全を守ってくれていますが、これらのすべてに「税金」が使われています。
授業の始めの頃は、「税金は払いたくない」という児童がほとんど。
でも、学習を進めていくうちに、子ども達は「税金は、みんなが幸せに暮らしていくための会費」ということを学ぶことができました。
ここで、「税金クイズ」!!
Q どんな税金があるだろう?
A 消費税、所得税、自動車税、固定資産税、入湯税などがあります。
Q 救急車を呼ぶと、お金がかかる国がある。〇か×か?
A 正解は〇。アメリカでは、救急車を呼ぶとお金がかかります。ニューヨーク市周辺では、およそ300ドル(約3万円)ほど費用を請求されます。ほかにも、フランス、ドイツ、スペイン、中国、オーストラリアなどの国では有料です。
Q 小学生や中学生でも税金ってかかるの?
A かかります。ある一定の収入があると年齢に関係なく所得税がかかります。(今、テレビで人気の子役、芦田愛菜ちゃんも、収入があるので税金を払っています。)
Q どんなことに税金って使われているの?
A 道路、橋、公園の整備費用。学校の設備費用。消防士の消火費用。救急車の利用費用。ゴミ収集の費用。警察の治安維持費用など。
6年生は、今日の「租税教室」を通して、「税金の基本的な仕組み」や「国民の願いを実現するためには、財源として税金が欠かせないこと」を理解することができました。
本日、御来校頂いた市役所税務課の皆様、ありがとうございました。