旧「お知らせ」

日誌

大堀相馬焼陶芸教室(三春校)

 8日(火)の美術の時間に、「手づくりを味わう喜び」の題材として、矢吹町にある大堀相馬焼栖鳳窯の山田正博様を講師にお招きし、陶芸教室を行いました。
  
 限られた時間の中での実施ですので、手びねりの技法を使って手際よく器を作りました。作業の前には大堀相馬焼300年の歴史や二重焼の技法、青ひびや左馬などの模様についてもわかりやすく説明していただき、伝統工芸品への理解を深めながら、作業を進めることができました。
  
 器は一度窯にお預けし、完成を待ちます。どのような作品ができあがるかとても楽しみです。

ふるさと創造学サミット(富岡校)

 ふるさと創造学サミットが開催されました。
感染症対策としてリモートによる初めてのサミットで、双葉郡の学校を繋いで実施しました。
 最初の意気込みでは、3年生男子2人の「みなさん今日のために練習してきたみたいですね。」「みなさん、今日は大成功させましょうね。」のかけ声のもと、富岡町ならではの「とみおかですから」を小中一緒に宣言し、スタートしました。

 富岡校は今年度から一人一課題を決め、自分の課題について追究学習に取り組んでいます。代表の生徒が「富岡町の農業を復興させる」を課題に発表しました。全員の取り組みとしては、小浜風童太鼓を映像で流しました。

 全体企画の各学校との共有の時間では、「20年後の町を想像しよう」をテーマに新聞を作成し、他の学校の友達と考えを共有しました。3人が代表で発表し、空飛ぶ車ができていてどこへでもすぐ行けるようになっていることや富岡町の商店街が活気を取り戻していること、素敵なお花畑ができていてインスタ映えするスポットとして有名になり人がたくさん富岡町へ来ていることを発表しました。

 日常の学校生活では学習できない、他の学校の同世代の友達の考えを聞き、互いの考えを共有する貴重な時間となりました。

ふるさと創造学サミット(三春校)

 今年度の「ふるさと創造学サミット」はオンラインでの実施となりました。これまで「総合的な学習の時間」で学習した内容をプレゼンにまとめ発表しました。
 テーマ : 『未来へ続く町づくり~SDGsの視点を入れて~』
  
 同じセッション内のふたば未来中、富岡校、なみえ創成中の発表も興味深く聞くことができ、互いの発表内容に対して的確な質疑応答を行うことができました。
 また、午後のグループ共有では、20年後の富岡町を想像した新聞づくり・発表に取り組み、活発な意見交換を行いました。三春校の3人はグループ共有の司会役を務め、上手に会を進めていました。
  
 学習内容のまとめはもちろんのこと、発表のスキルや他校とのコミュニケーションも上手に行い、充実した一日とすることができました。独特の緊張感の中、3人で協力し立派にやり遂げることができました。
 子どもたちの発表の様子をご覧になることを楽しみにされていた保護者の皆様には、今回ご不便をおかけしました。本HPやお便り等でお伝えさせていただきたいと思います。ご理解ご協力ありがとうございました。
 

授業風景(富岡校)

12月になり、朝晩は冷えこむようになってきました。
しかし、富岡校の中学生は寒さに負けず、サッカーの授業に元気に取り組んでいます!

ウォーミングアップでは毎回ドリブルで校庭を走ります。
ドリブルも細かいタッチで速く進めるようになりました。
 
実技テストでは、パス、トラップ、ドリブル、シュートを行いました。
 
試合では、寒さを感じられないほど白熱し、汗をかいている生徒もいました。
技能の向上だけでなく、チームで声をかけたり協力したりする姿が見られ、最初の頃と比べると成長した姿が見られました。

ますます寒さが増していきますが、体を動かす習慣を身に着け、健康に留意して過ごしていきましょう。

国語科・保健体育科研究授業(富岡校)

 11月25日(水)に、相双教育事務所指導主事の廣居先生、篠木先生をお招きして、研究授業を行いました。

 国語科では、説明的な文章を題材として、「論理の展開に着目し筆者の主張をとらえる」授業を行いました。

 全文を一読できるように拡大印刷したものを準備したことで、全員が同じポイントに着目しながら話し合いを進めることができました。少人数ならではの工夫です。


 対話の要所をとらえて、授業者は助言を入れていきます。

 筆者の主張が書かれている部分を生徒達の対話で整理しました。これをもとに、各自が要旨をまとめました。





 一方、保健体育では、球技(サッカー)の授業を行いました。「チームの課題を考え、課題解決に向けて練習に取り組む」授業でした。

 初めに一時間の授業の見通しを生徒達に示します。


 自分達で決めた課題に沿って、練習を進めます。授業者は各グループが設定した課題に沿って、助言をします。


 課題について再度検討する場面です。自分の課題だけでなく、チームの課題を出し合っています。


 どちらの授業も、少人数ならでは授業のあり方、そして次年度全面実施の新学習指導要領を踏まえた内容になっており、生徒の自主性を重視していました。
 必要な知識・技能を身に付けつつ、それらを活用した思考力・判断力・表現力等を育んでいく授業をこれからも教職員全員で目指していきます。

 次は、12月9日(水)に社会・数学・理科・英語の研究授業を予定しています。