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震災特別講話(富岡校・三春校)
3月5日(金)に、震災から10年を迎える節目として、富岡町教育委員会教育長 岩崎秀一様を講師にお招きして、震災特別講話を行いました。富岡校を本会場とし、三春校とはリモートで結びました。
岩崎教育長は、東日本大震災当時は富岡第二小学校の教頭として、子ども達の命を守るために、先頭に立って行動されました。その後は三春校の立ち上げから富岡校の再開まで、震災以降の富岡町の教育を支えてくださり、今に至ります。
講話は、震災前の富岡町の暮らしから始まりました。富岡の美しい風景、町並み、伝統行事など、富岡町の人々がどのような暮らしをしてきたかを、優しい語り口で聞かせてくださいました。それは富岡町の町民の皆様が大切にしている思いを代弁しているかのようでした。
そして、話は東日本大震災に移りました。富岡町に起きたこと、4つの校舎で起こったことを子ども達は改めて知りました。地震の恐ろしさ、その中で命を守るために懸命に行動した人々の話は、胸を打つものでした。
三春校を立ち上げた時の話は、現在三春校に通っている児童生徒にとっても、富岡校の児童生徒にとっても、大切な話でした。多くの人が真剣に富岡町の子どものことを考え、やっとの思いで立ち上げた三春校。数は少なくても、戻ってきた子ども達。三春校があったからこそ、富岡町の学校の歴史が今につながっているということ。そのことに三春校の児童生徒は誇りを感じたようでした。
そして、富岡校の再開。再開セレモニーの日に700人近くの人が子ども達を出迎えてくれたこと。その日の感動を、岩崎教育長はまるで昨日のことのように語ってくださいました。たくさんの町民の皆様の愛情に包まれて富岡校が再開したということを、改めて確認することができました。
最後に岩崎教育長は、「富岡校と三春校に分かれているが、富岡は一つであること」「子ども達一人一人が、町の宝であること」を熱く語ってくださいました。
講話を通して、子ども達はそれぞれに震災という歴史を振り返り、富岡町のことや、自分の生活している学校のことを考えていました。それは一緒に拝聴していた教職員も同様です。
たくさんの方々の思いが詰まった富岡校と三春校。これからも大切に歴史をつなぎ、未来に向かっていきたいと思います。
貴重なご講話、本当にありがとうございました。
岩崎教育長は、東日本大震災当時は富岡第二小学校の教頭として、子ども達の命を守るために、先頭に立って行動されました。その後は三春校の立ち上げから富岡校の再開まで、震災以降の富岡町の教育を支えてくださり、今に至ります。
講話は、震災前の富岡町の暮らしから始まりました。富岡の美しい風景、町並み、伝統行事など、富岡町の人々がどのような暮らしをしてきたかを、優しい語り口で聞かせてくださいました。それは富岡町の町民の皆様が大切にしている思いを代弁しているかのようでした。
そして、話は東日本大震災に移りました。富岡町に起きたこと、4つの校舎で起こったことを子ども達は改めて知りました。地震の恐ろしさ、その中で命を守るために懸命に行動した人々の話は、胸を打つものでした。
三春校を立ち上げた時の話は、現在三春校に通っている児童生徒にとっても、富岡校の児童生徒にとっても、大切な話でした。多くの人が真剣に富岡町の子どものことを考え、やっとの思いで立ち上げた三春校。数は少なくても、戻ってきた子ども達。三春校があったからこそ、富岡町の学校の歴史が今につながっているということ。そのことに三春校の児童生徒は誇りを感じたようでした。
そして、富岡校の再開。再開セレモニーの日に700人近くの人が子ども達を出迎えてくれたこと。その日の感動を、岩崎教育長はまるで昨日のことのように語ってくださいました。たくさんの町民の皆様の愛情に包まれて富岡校が再開したということを、改めて確認することができました。
最後に岩崎教育長は、「富岡校と三春校に分かれているが、富岡は一つであること」「子ども達一人一人が、町の宝であること」を熱く語ってくださいました。
講話を通して、子ども達はそれぞれに震災という歴史を振り返り、富岡町のことや、自分の生活している学校のことを考えていました。それは一緒に拝聴していた教職員も同様です。
たくさんの方々の思いが詰まった富岡校と三春校。これからも大切に歴史をつなぎ、未来に向かっていきたいと思います。
貴重なご講話、本当にありがとうございました。
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