日々の様子

結実しないアサガオ 他

アサガオの鉢を学校に持ってきていただいた保護者の方と話したときに「アサガオが結実しない」という話を聞きました。

実(種)ができないのです。

確かに学校に戻ってきたアサガオを見ると、子房の部分が膨らんでいません。

 

 

これには2つの原因が考えられます。

いずれも、もとにあるのは高温です。

気温が高すぎて、水分の蒸発と直射日光の強さで花がしおれていくスピードが急激であるため、しおれていく段階でめしべに花粉がつかなかったり、受粉しても子房が成長するより早く枯れてしまうこと。

もう一つは、気温が高すぎて、密を吸う虫が飛来していないこと。確かに今夏は蚊が少ないと感じていました。

夏の暑さが明らかに一段上がって、虫の生息域も変わってきているのでしょう。

温暖化が生物多様性に影響を与えると言われるゆえんです。

去年はまだ感じなかったので、こと多摩では、今夏から温暖化のフェーズが一段上がってしまったと考えてよいと思います。

結実させるために、日陰に置くことを試してみようと思います。

 

まだ暑さはしばらく続くようですが、こちらは今朝の大谷戸公園で見つけたどんぐり。

 

とてもきれいなフレッシュグリーンのどんぐりが転がり始めてしました。

1年生の生活科でのどんぐり拾いもスタート間近になってきました。

季節は確実に移ろい始めています。

 

こちらは朝の飼育委員会とボランティアの子供たちの様子。

ご家庭からの差し入れでいただいた人参を切っています。

(いつもさまざまな差し入れをありがとうございます!)

包丁の切り方を教えてやってみてもらいました。こんなことも学びの一つですね。