日誌

4年生 総合見学「御岳山」

4年生が学んでいる多摩川は何回もホームページで紹介していますが、7月に多摩川の下流の大師河原干潟に行きました。

そして昨日は、上流の御岳山に見学してきました。

遠いので少し早めに出発です。

9:00には御岳山ケーブルカーのふもとの駅、滝本駅に到着。

いざ、山頂を目指します。

このケーブルカー、関東一の斜度だとか。高尾山が1番と勘違いしていました。

 

山頂駅からは、高低差の無い尾根持ちを歩き、まずはビジターセンターに到着。

そこで、御岳山の成り立ちや生息している生き物について概要をレクチャーしてもらいました。

ちなみにレクチャーされている場所は、もと青梅市立第六小学校御岳分校の校庭の跡地です。

もちろんビジターセンターの館内見学も。

 

 

さて、いよいよ多摩川の上流に向けて探索開始です。

途中で、ムササビの巣箱も見学。

人慣れしている・・・というか、人の傍だと天敵も来ないとのことで、民家のすぐ近くに生息しているのだそうです。

 

長尾平まで出たところで、早目の昼食。

この先はちょっと狭い道なので、朝も早かったことですし、見晴らしのいい場所で11時過ぎに昼食です。

実はこの時、ちょうど近くにカモシカがいました。

カモシカといえば、もののけ姫にも出てくる黒っぽい鹿です。

この前多摩市に出没したのはニホンジカ。

カモシカはもっと山深いところに以前はいたのですが、ニホンジカが山を下りて人里の方まで進出したことで、登山道あたりにまで出てくるようになったのだとか。

併せて、コロナ禍で人が少なかったことも拍車をかけたようです。

人は鹿に危害を加えないことも学習した模様。

写真は撮れませんでしたが、子供たちと10mくらいの距離まで近寄ることができました。

いつも思うのですが、カモシカはその姿が神秘的。

 

 

昼食後、調査場所のメインであるロックガーデンを目指します。

 

そして多摩川支流に到着。

子供たちは水質検査や、生き物探しをしていました。

 

もっともっと上がっていって・・・。

自然林のほんとうにもののけ姫の絵柄のような山道を進んでいきます。

途中でおやつ休憩。

昼食が早かったので、エネルギー補給です。

 

 

上りの最後にある綾広の滝。

 

途中、体調不良の子供もいましたが、休み休み全員完走できました。

そしてケーブルカーの駅まで戻ってきました。

 

 

 

遠足や総合見学、宿泊などの外に出る学習は、いつもと勝手の違った見通しの効かない一日になります。

行きたいのは山々ですが、朝の様子で体調不良や微熱があった場合は、かえって本人が苦しい思いをしてしまうこともあります。

ご家庭での朝の様子の確認は必須ですね。

今回は、けがや事故なく変えてくることができたのは何よりでした。

 

行楽(紅葉)シーズンと重なってしまったので、一般の観光客が多く、ケーブルカーに乗る時間の待ちが40分ほどありました。

それが最後まで響いてしまって帰りが遅くなってしまいました。

学校に帰着してからの帰りは、暗くなり始めていたこともあり、方面別にまとまって帰りました。

 

また、今回は保護者の方に引率のお手伝いもお願いしていました。

ご多用の中来てくださった5名の保護者の皆様、ありがとうございました。

心強かったです。改めて感謝申し上げます。