日誌

4年生 ガサガサ

昨日の午前中、4年生が総合的な学習の時間で多摩川に出かけ、ガサガサを体験してきました。

ガサガサとは、川に入り、水生生物をたも網を使ってガサガサと川岸に追い込み捕獲する活動です。

名前の通り、ガサガサやります !(^^)!

多摩川学習の基礎講座のメインイベントとも言えます。

 

しかし昨日は暑かった。暑さに合わせて、朝から湿度が70%を超えていましたので、熱中症に最大限注意を払っての活動です。

水筒の中身はスポーツドリンク可とし、塩飴などの持参も可。学校からも全員分塩分チャージの塩飴を持っていきました。

4年生に限らず、夏場の校外学習の際は、必ず忘れずに水筒を持たせてください。

 

さて、ライフガードを全員着て、河原に降りてまずはレクチャーです。

その後、サポートしていただいている多摩市水辺の楽校(がっこう)の方々の安全確保の下、ここからここまでという安全な活動が可能な範囲でガサガサの開始です。

  

 

範囲内では、必ずバディで行動します。

  

  

 

おや、涼んでいる子供も数人・・・(笑)。毎年のことです (*^^*)。

 

水辺の楽校の方や、講師の宮田先生と一緒にガサガサして教えてもらっている子も。

 

30分ほどのガサガサの後、陸に上がりました。

準備や、事後の着替え(大型テントを2張立てて、その中で着替えます)などに時間がかかるため、いつもより活動時間が短めなのがネックです。

 

さてさて、釣果は・・・

川魚はもちろん、エビやドジョウ、ヤゴなど様々な水生生物が取れました。

いくつかは学校の水槽で一時飼育します。その後はもちろん放流です。

 

厳しかったのは実はこの後の帰り道。

塩飴を配布したり、水分補給をたっぷりさせたりしたのですが、熱中症気味に熱がこもってしまってクタクタになって学校に到着した子も数人。

学校から出発する際に、マスクを外すよう話しましたが、体に熱がこもることや、熱中症の体験がない子供たちには、「マスクを外させる」「軽装になる」「体の熱を逃がす」などのことは絶対だと改めて感じました。

ことマスクに関しては、コロナ禍で私たち大人は子供たちにマスクをつけることを覚えさせ、習慣づけさせましたが、感染への知見も増え、かつ熱中症が心配される時期、今度は大人が子供たちにマスクを外すことを覚えさせ、習慣づける必要があります。

登下校、体育の授業、外遊び、校外学習など、マスクを外すことを子供たちに指導していきます。

時と場合によっては、命にかかわることです。