日誌

6年生 教育実習生研究授業

6年2組に来ている教育実習生が、実習の成果を見てもらうための「研究授業」を行いました。

「社会科」で、政治の単元のラスト。東日本大震災の時に政治や行政はどのような動きをして復興を支えたかという内容の部分です。

授業の空き時間の先生、ちょっとクラスの子供たちに課題をやってもらっていながら覗きに来る先生など、たくさんの先生が授業を観察してくれました。

 

授業の始まりは、あいさつですが、この時からすでに6年2組の子供たちはビシッとし、実習生の先生の授業を成功させようという思いがひしひしと伝わってくる空気感でした。

さすが連小の6年生です。

 

授業はまず、3.11の津波の映像を見せます。

 

3分あまりの動画でしたが、子供たちは真剣に見入っていました。

インパクトの強い導入でしたが、授業への課題意識をもつことには成功です。

続いて、津波直後の気仙沼の様子と、現在の同じ場所の様子の写真を見比べて、差異を調べます。

  

 

政治に何ができるのか、どんなことを考えていけばいいのか、各自がこれから学習するテーマを考えた後、班ごとに意見交換をしました。

教育実習生は、丁寧に班を回ってアドバイスしていきます。

業界用語では「机間巡視」と言います(笑)。

班を回ってアドバイスをすることで、学習の投げかけの意味を違えて話し合いが横道にそれることを防いでもいます。

  

  

 

最後に、各班が考えた学習テーマを黒板に掲示し、意見(キーワード)を一つにまとめました。

 

子供たちの大きなやさしい協力もあって、無事授業も終了。

その後、大学の先生も交えて協議会を行いました。

 

実習の成果は?

もちろん、バッチリ、花マル、合格です!!!

 

大学生はコロナ禍で、まともに大学に通ったり、対面での授業を受けたりしていない世代です。

毎日小学校までリアルに通い、毎日授業をし、日々違ったことが起きる教室で4週間学んできました。

疲れたことでしょう。

実習は明日が最終日ですが、ご苦労様でした!

 

明日は、もう一人の教育実習生(栄養教諭)の研究授業です。