日誌

これは何の骨?

先日の鹿の角に引き続き、今日は5年生が海で拾った立派な骨を見せに来てくれました。

鎌倉の由比ガ浜で拾ったものだそうです。

 

全長21cm。かなり風化していて丸みを帯びています。

手にしてみると、結構ずっしりと重いです。

一瞬、この重さからコンクリートの模造品?との考えもよぎりましたが、

よく見るとちゃんと骨の組織があります。間違いなく骨です。

 

そんなに軽いものではないので(多分沈むかな)、ペットボトルなどのように海外から漂流してきたとは考えにくいです。

関東一円あたりで生息している動物で、これだけの太さのがっちりとした骨は…。

たぶん「あの」四つ足動物ではないでしょうか。

ということで、ネットをいろいろ検索してみると、やはり「イノシシ」の後ろ足にある脛骨(人でいえばスネの部分)ではないかと推測できました。

もちろんDNA鑑定したわけではないので確かなことはわかりませんが、推測です。

骨を見ながら、こんな生き物が向かってきたら怖いなぁと重量感を感じていました。

5年生が取りに来た時に、印刷したイノシシの骨格図を見せながら「たぶんこれだよ」と話して返そうと思います。

大事なものを見せてくれてありがとう。

 

角に続いて骨。それを行った先から持ち帰り、学校に見せに持ってきてくれる。

なかなか日本の小学校にそういう風土は見られないのではと用務員さんと話していたところです。

自然豊かで、常に生き物に接し、共生している感覚がある連光寺の子供たちならではでしょう。