日々の様子

キュアグループ様から家庭科練習布を寄贈していただきました

6年生の総合的な学習の時間にお世話になっている株式会社キュアグループ様。

和紙繊維から布を作り、マスクやハンカチ、靴下、デニムなどに展開しています。

普通の布と同じように何度も洗えることはもちろんですが、傷んだら土に置けば完全に自然分解して土に還ります。

循環型社会を本気で目指している会社です。

令和3年度のキュアグループの出張授業

令和4年度のキュアグループの出張授業

令和4年度の授業の紹介(キュアグループHP)

 

以前から、この布を使用して家庭科の練習布を作れないか相談を重ねていました。

家庭科の裁縫の時間に、手縫いやミシンの練習用に「練習布」を購入して使うのですが、これが使い終わったときに土に還るのであれば、まさしく循環のサイクルです。

化繊の布では、いずれ燃えるゴミになりかねません。

縫う糸は100%木綿を使用すれば大丈夫。

付属のボタンも、木製と生分解プラスチック製です。

1年間のご相談とご協力あって、土に還る練習布がいよいよ出来上がりました!ありがとうございます!!!

いずれ、市内の小学校に広めたい構想もあるようです。

循環型社会に向けて、学校で少しでもできることがあれば、子供たちもSDGsに貢献している自己有用感が高まります。

 

次年度の5年生の家庭科で使用させていただきます。

もちろん、土に還る自然素材であること、循環型社会を目指す会社が存在し、そして寄贈してくださったこともしっかりと伝えていきます。

使用後は、次の1年生のアサガオの鉢に、マルチシートのように表面にかぶせて育ちをよくしたいと妄想しています(笑)。

この布は、そう、循環するのです。

 

ご検討いただき、教育活動にご協力いただき、本当にありがとうございます。

感謝申し上げます。