日誌

4年生 外来種はなぜいけないのか?

今日、4年生は多摩川に実習に行く予定でしたが、降雨のため延期となりました。

せっかくですので講師で呼んでいた宮田先生に学校に来ていただいて、外来種についての話を各クラス1時間ずつしていただきました。

外来種はよく聞く言葉ですが、何がいけないのでしょうか。

例えば、在来種のナマズは肉食で小魚を食べますが、行動時間は夜です。

一方、ナマズがいる淡水にすむ小魚は、行動時間が昼間です。

長い間かかって、このような住み分けの習性が出来上がり、互いを絶滅させることのない絶妙な生態系バランスが創られたのです。

ところが、長い間一緒に暮らしていない外来種は、そのような習性という観点では異質の生活をします。

例えば同じ肉食のバスやブルーギルなどは昼間活動します。ですからあっという間に食い尽くしてしまうのです。

 

多摩川にいる水生生物、それが在来種か外来種か。外来種がいることでどういうことが起きているのか。

そのことをたっぷりと教えてもらった1時間になりました。

 

 

 

多摩川で実際に発見した水生生物の一覧。

 

 

外来種問題は、川だけでなく、陸上でも起きています。

 

 

多摩川は、11日(水)に変更となりました。

引率してくださる保護者の皆様、予定変更となりましたが、次回もどうぞよろしくお願いいたします。