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4年生 海の落語(マイクロプラスチック)
4年生の総合的な学習の時間に、「海の落語」をしていただきました。
多摩川学習の一環です。
落語+マイクロプラスチック講話のセットの企画です。
まずは、鈴々舎 馬るこさんによる落語。
浦島太郎の現代版のお話です。
ウミガメを助けたら竜宮城に招待されるのですが、そこで興じられたのはレジ袋のクラゲ、マイクロプラスチックのタピオカ・・・などだったというシュールな落語です。
浮いているプラスチックは、実は海洋に流れ出ているプラスチック全体のうちの4%足らずといわれます。96%は沈んでいるのです。
そう考えると、あながち現代版竜宮城の話も現実味を帯びてきます。
また、日本が一人当たり排出しているプラごみの量は、世界第2位ということも知りました。
海洋プラスチックの総量が、2050年には海の生物の量を超えてしまうというのは有名な話。
しかし、プラスチックの純粋なリサイクル率は6%に過ぎません。
回収されても、実際はリサイクルされていないのです。
(回収されたプラスチックの半分程度が、サーマルリサイクルといって焼却炉の燃料になっています)
このごみ問題も、れっきとした多摩川の課題であり、ワールドワイドな課題にもつながっていく事象です。
多摩川を様々な角度から見つめ、これからの私たちの多摩川を考えるのが4年生の学習です。
子供たちはどんな思いで落語と講話を聴いていたでしょうか。
今日聞かせていただいた落語は、YouTubeで「海の落語」で検索すると出てきます。
「海の落語11 プラスチックごみだらけの竜宮城」という題のものです。
ぜひご覧ください。
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