最近の学校の様子から

6年 主権者教育・模擬投票で給食大臣を選出

6年生は、あと6年で投票権をもちます。
1月19日、多摩市選挙管理委員会のご協力で、
6年生が主権者教育の学習として給食大臣を選ぶ模擬投票を行いました。
初めに南鶴牧小学校の給食の食品ロスについて問題提起がありました。
たくさんの食品ロスをなくすために
3人の給食大臣候補が立候補したので
子どもたちが各候補の考えを聞きました。
候補者は美食党の馬居問空蔵(うまいもん くうぞう)氏
発育向上党の芭蘭栖栄子(ばらんす えいこ)氏
食の安全党の茂田井奈衣代(もたい ないよ)氏の3名です。

うまいもんくうぞう氏は「子どもが食べたいメニューを提供する。」
ばらんすえいこ氏は「好きなものばかり食べていては健康によくないことを伝え
栄養バランスよく食べてもらうようにし、食べ残しを減らす。」
もたいないよ氏は「食品安全に力を入れ、もったいないの精神を広めることで
食品ロスを減らす。」と訴えました。
それを聞いた子どもたちはこの時点で自分が一番いいなと感じた候補者を決めます。
そして、各候補者を推す2名ずつが応援演説をしました。

 

有権者である児童は、応援演説を聞いて投票する人を決めます。
いよいよ投票です。投票箱、投票用紙、記載所もすべて実際の選挙で使う実物です。
名簿登載を確認してもらい、自動発券機から出た投票用紙が投票者に渡されます。
これも実際に投票で使われる実物の発券機です。
記載所で投票用紙に候補者名を記入し、投票箱に投票します。

  
投票がすむと開票作業です。
開票はテーブルの上で行い、枚数を数える計数機で2回数えて、人が再度数えます。
計数機も実物です。
 
令和2年度の6年生の投票結果は、断トツの票を得て
食の安全党の茂田井奈衣代(もたい ないよ)氏が当選しました。
応援演説に説得力があったようです。
昨年は発育向上党の芭蘭栖栄子(ばらんす えいこ)氏が当選しました。

最後に、得票数が同じだった場合どうするかを教えてもらいました。

日本ではくじ引きで決めます。
選挙で使う実物のくじを見せていただきました。
番号が1番小さいくじを引いた人が当選となります。
いろいろと準備をしていただき感謝申し上げます。