最近の学校の様子から

6月12日 全校朝会

梅雨入りした影響で雨の日が続いています。

今日も全校朝会は各教室へリモート配信しています。

 

校長からは、先週行われた5年生の研究授業で扱った文学教材「たずねびと」について話がありました。

この物語の舞台になった広島は、世界最初の被爆地として、平和都市としても有名です。

近いところでは、G7サミットの会場になり昨今の瀬愛情勢についての議論もされてきました。

では、この広島が平和都市としての歴史を重ねてきたきっかけは何だったのか。

戦後にもち上がった、「一体、我々はどのような街を作りたいのか」という議論だったそうです。

「観光都市」「文教都市」...。様々な議論が交わされた末の結論は「平和都市」ということでした。

(弓狩純著 「平和の栖」集英社クリエイティブ)

 

この町を訪れた人々に、平和の大切さを感じてもらいたい。それが戦後のまちづくりのテーマになりました。

現在も世界中から、多くの人が訪れて、それぞれの方法で感じたことを発信しています。

 

この話から、テーマ(目標)を設定することはとても大事だということが分かります。

学級にも、学級のテーマを掲示している教室が多くあります。

「仲良く 明るく」や「協力し合う 助け合う」など内容は様々ですが、今の学級がこのテーマに向かって近づいているかどうか、ぜひ一度話し合ってみましょう。

との話がありました。