最近の学校の様子から

6年 水溶液の性質

9月18日、6年2組で多摩市小学校教育研究会理科部会の研究授業を行いました。
各教員は自分が研究する教科を決めて、
市内の教員と各教科等の部会に分かれて共同研究を進めています。
この日は理科部会の市内の教員が参観する研究授業でした。
部員はこの日に向けて、夏季休業中から先行研究の調査した上で、
教材研究、指導案の作成と検討を繰り返してきました。

子どもは「炭酸水には何が溶けているのか。」という問題をつくり
この日は自分の予想・仮設を検証するための実験をしました。
すでに仮設別・実験方法別のグループごとに実験方法を考え、
ホワイトボードに記入してあります。
 
ぞれぞれのグループの計画に沿って検証実験を進めます。
実験結果が得られたら、まずは自分の予想通りの実験結果だったのかについて考察します。
その際、自分たちの実験結果は信頼できるのか、実験方法や得られたデータを振り返ります。

考察を書けるように4月から積み重ねているため、
子どもたちは、ポイントを押さえながら、しっかりと考察していました。
次に、各グループの結果を交流します(左写真)。
結果と結果から考えられることをしっかり分けて授業を進めます。
 
そして、他のグループの結果も合わせて考えて、再度考察を進めます。
最後は「炭酸水には二酸化炭素が溶けている。」という結論を導き出しました。