活動の様子

今日の給食

 今日の給食は、「ニシンの照り煮」です。「ニシン」は「春告魚」と呼ばれ、春の季語にもなっています。

 江戸時代には、北海道で水揚げされたニシンは、乾燥させて身欠きニシンに加工され船(北前船)で本州に送られました。冷凍技術や輸送技術が発達していませんでしたので、長期保存が可能な海産物として、日本各地に「身欠きにしん」が広まったそうです。

 コロナ禍に突入する前年の夏に、外国人観光客であふれかえる京都南座の隣で、かけそばの上に身欠きニシンの甘露煮をのせた「にしんそば」をいただきましたが、とても美味しかったです。

 不飽和脂肪酸のDHAやEPAを大量に含み、ビタミンA・ビタミンB2・B6・ビタミンD・ビタミンEなども含む、大変栄養価値の高い魚です。

 今日も美味しくいただきました。ごちそうさまでした。