活動の様子

シトラスリボンプロジェクト

 2校時の道徳の時間に、5・6年生が「シトラスリボン」についての学習を行いました。この活動は、誰もが新型コロナウイルス感染症に感染するリスクがあるなか、たとえ感染しても地域のなかで笑顔の暮らしを取り戻せることの大切さを伝え、感染された方や医療従事者が、それぞれの暮らしの場所で「ただいま」「おかえり」と受け入れられる雰囲気をつくり、思いやりがあり暮らしやすい社会を目指すプロジェクトです。「シトラスリボン」のそれぞれの輪は、「地域」「家庭」「職場(または学校)」を表現しています。

 今回は、県内で運動を後押しする高根沢町光陽台2丁目、自営業の片岡千晴さん他2名の方を講師としてお招きしました。「シトラスリボン」の目的を話していただき、実際にシトラスリボンを作製しました。

 「高根沢町まちづくり基本条例」の前文には、「私たち一人ひとりは、自分にできることは何かを常に考え、主体的に行動するとともに互いを思いやり、助け合う「結いの心」を持って活力あるまちづくりをすすめていかなければなりません。」と記されています。新型コロナウィルス感染症に限らず、一人一人が偏見、差別を抱かず、誰もが安心して平和に暮らせる社会、町、地域、学校にしていくことが大切です。

 12月10日の「世界人権デー」にあわせて先週から、「上高根沢小学校人権週間」として様々な取組みを行っています。児童一人一人が、意識を高め行動できるよう、今後も継続的、計画的な取組みを行っていきたいと思います。