日誌

~学年末PTA 校長あいさつ(2月10日)~ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  本日は高根沢町にも大雪注意報、着雪注意報が出されております。そこでなるべくお早めにお帰り頂けるように、学年末PTAの全体会を短縮させていただきます。校長あいさつは割愛させていただき、ここで御挨拶させていただきます。

 

 本日はお足元の悪い中、授業参観、学年末PTAにご参集いただきありがとうございます。今年度も残すところ一か月半となりましたが、ここまで無事に活動を進められたのは保護者の皆様のおかげと感謝申し上げます。

 さて、中央小では「学習習慣の定着、学習意欲の向上」を目指して指導に取り組んできましたが、お子様の様子はいかがでしょうか。この後、教頭から「学校評価(保護者アンケート)」について説明させていただきますが、ご家庭での子どもたちの様子からはなかなか厳しい状況のようです。

 教育で重要なことは、子どものやる気(モチベーション)を伸ばすことだともいわれています。もちろん、私たちもそのことを意識して授業を行い、児童を支援していくようにしています。この子どもたちのやる気(モチベーション)をあげるためは、自己肯定感・自己有用感をあげていく必要があるといわれています。そこでお願いです。お子さまをたくさん「ほめて」ください。個人差はありますが、子どもの思考は親や家族の言葉の影響が大きいといわれています。自己肯定感は、短所も含めてありのままの自分を肯定する意識のことなんだそうです。「〇〇を頑張ったね!」ももちろん大切ですが、もし失敗しても何かをしようとしたりチャレンジしていることをほめてみてはどうでしょうか。

 さらにほめる効果として、親や家族からほめられる経験が多い子は、自己肯定感とともに他者に対する信頼感も高まるそうなんです。他人から叱られたり指導されても落ち込むだけでなく、「自分のことを思って言ってくれているんだ。」とプラスに受け取り、そこからポジティブ思考で頑張れるという説もあります。

 高根沢町学校教育基本目標では、1に「自己肯定感・自己有用感を高め、学習意欲を向上させ、生きる力を育成します。」と謳っています。高根沢町全体としても、自己有用感・自己有用感の向上を大きな課題としてとらえています。これまでの各種調査・検査等の結果から、中央小にとっても自己肯定感・自己有用感の向上は大きな課題です。

 中央小の子どもたちを「ほめて」伸ばしていきましょう。よろしくお願いいたします。