日誌

釜の蓋まんじゅう

   ~釜の蓋まんじゅう~

 8月1日は釜の蓋でした。釜の蓋と言われても、知らない方もいると思います。お盆には、あの世からご先祖様が帰ってきます。そのあの世の蓋が開くのが8月1日とされています。あの世からの道は遠くて8月1日に出発しなければ、お盆に間に合いません。ご先祖様は道中におなかが空くらしく、おまんじゅうを食べながら いらっしゃります。釜の蓋から飛び出したご先祖様を迎えるため、釜の蓋が開いたことを喜び、その年に獲れた小麦でたんさんまんじゅうを作り、お供えをして自分たちもおまんじゅうを食べる風習を釜の蓋と言います。(自分の記憶では13個お供えしたような気がします。)この習慣、栃木県の北部限定のようです。

 短い夏休みですが、この後お盆もあります。昔から伝わってきている行事や習慣について子どもたちへ話して頂ければと思います。お願いします。