子どもの目線・・・
6月も下旬に差し掛かってきました。
校舎内外を歩いていると、子どもたちは植物や昆虫など様々なものを見つけて紹介してくれます。
正門に立っていると、エノコログサ(猫じゃらし)を使ってウサギのよう細工した”作品”をもらいました。
また、カマキリの赤ちゃんを紹介してくれる子、みんなで集まってアマガエルを熱心に眺めている子ども達にも出会いました。
子どもたちは、実にいろいろなものを拾ってきます。色のきれいな小石・たまたま落ちていたBB弾・校庭の隅に咲いていた小さな花・・・。大人だったら到底気づかずに、そのまま通り過ぎてしまうものばかりです。
でも、ふと、子ども達と話をしようとして腰をおろした瞬間、改めて「はっ」と気づきました。
子どもの目は、私のような大人にくらべて、ずっと地面に近いところにあったのです。子ども達からは、地面がすぐそこに見えました。子ども達からすれば、地面にあるものがよく見えるのはごく当然のことだったのです。
よく、”子どもの目線に立って・・・”という言葉を耳にします。そんなことがあった今、その言葉をより深く、感じ取っています。