日誌

避難訓練(総合訓練)

今日は、高根沢消防署から6名の署員の皆様をお迎えして、2校時に全校生で避難訓練(総合訓練)を行いました。

大きな地震が発生し、その後家庭科室から火災が発生し、全員が避難するという想定です。 

全員が避難を完了したあと校長の話では、「①地震発生時に机の下にもぐって頭を守れたか、②火災発生時にハンカチやマスクで口元を抑えられたか、③おかしもち(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない・ちかづかない)を意識して避難できたか」の3つを振り返ってもらいました。振り返った結果を手をあげて発表してもらうと、ほとんどの児童は3つの約束をしっかり守って避難できたようでした。

また、今年も能登半島で大きな地震が起こり、災害関連死を含め400人以上の死者が出て、いまだに避難生活を余儀なくされている人がいることなどを例に、「災害はいつ、どこで起こるかわからないこと」、「訓練でできないことは、本当の災害時でも絶対にできないこと」などを話しました。 

消防署員の方のお話では、「先生の言うことをしっかりと守り、整然と避難できて素晴らしかったです。」とお褒めの言葉もいただきました。

その後、5・6年生代表児童と教職員代表による水消火器による消火訓練を行いました。消防署の方から消火器の使い方の説明を聞いた後、火元に見立てたカラーコーンにめがけて放水することができました。

さらに、今回は「特別企画」として校舎に設置されている屋外消火栓を使った消火訓練のデモンストレーションも行いました。非常ボタンを押し消火栓の水栓を開いて勢いよく水が放水されると、児童からは歓声が上がりました。

最近雨が少なく乾燥注意報も発令され、全国各地で大きな火事も起こっています。あってはならないことですが、万が一の時に冷静に対応できるよう、今後も訓練等を重ねていきたいと思っています。

本日はお忙しい中、高根沢消防署ならびに関係機関の皆様にご来校いただき、ご指導いただきまして誠にありがとうございました。