日誌

研究授業

 5時間めに教育実習生による研究授業がありました。教育実習にかかわった先輩の先生が参観に来ました。大学のゼミの先生もお越しいただきました。
 題材は「ごんぎつね」の中で、キツネのゴンが兵十に毎日栗やドングリを届ける場面でした。ゴンは、具合の悪い兵十の母が食べたかったウナギをいたずらして、兵十の母はウナギを食べられないまま亡くなってしまったことを気づいた場面でした。次の場面では、栗やドングリを届けに来たゴンを、いたずらをしに来たと思って兵十は鉄砲で売ってしまう場面になります。お互いのすれ違う思いを、キツネと人間との気持ちの変容を表した名作ですので、保護者の皆様も覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
 緊張しながら授業を進める実習生に対し、子どもたちはいつも通りの学び合いをしていたのが印象的でした。