日誌

あゆみ渡し

 5時間めに「あゆみ」を渡しました。今年は、コロナの影響で学習進度が進んでいない中での評価だったので、担任も苦労したと思います。短い期間でも、何とかその子のよさを見つけていたようです。一人一人に、担任から励ましのコメントを添えて、「あゆみ」を渡していました。
 この様子を撮るために教室を回っていると、「私ね、◎が□個で、〇が■個だったの。」と教えてくれた子がいました。きっと、成績が良くて、うれしくて私に報告してくれたのだと思いますが、現代っ子は、自分の成績を他人に教えてしまうのですね。
 コロナに翻弄された子どもたちでした。登校後は、何とか学習に追いつこうと頑張ったり、友だちと仲よくしようと努力したりしていた感じがします。教職員は、臨時休業の分を挽回しようと、何とかして分かりやすく教えようとしていたようでした。こうして、戦時中以外で初めての臨時休業であり、世界中の人々が不安に陥った1学期が終わりました。保護者の皆様には、たくさんの一斉メールにも素早く対応していただき、さらに、感染防止や家庭学習の協力、心のケア、食事の用意などの臨時休業中の対応を含め、たくさんお世話になりました。深いご理解と温かいご協力、ありがとうございました。
 土日しかない学期の区切りですが、3月1日からの臨時休業中の思い出を親子でふり返り、お子さんのがんばりを励ましていただけたら幸いです。また、台風が近づいていますので、お気をつけてお過ごしください。