木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

5月10日(火)

 乾ききった花壇には丁度よいお湿りの雨で始まった朝です。
さて,昨日の野教研(野田市教育研究会)での話です。これは野田市の小中学校全31校の先生方が集まりました。年間何回もない機会です。野田市立中央小学校の広い体育館にいっぱいの先生方を見て年々思います。「若い先生方が増えて来たな~」と。野田市だけではなく全国的に教育界では世代交代が話題になっていることをご存じでしょうか?我が野田市で言えば,この27年度末には市内31校中11人の校長先生方が定年を迎えられ,この4月より11名の新しい校長先生が各校に着任されました。同じように新しく11名の先生方が教頭先生として着任されました。今年度野田市の先生方は小学校480人,中学校298人の合計778人だそうですが,そのうち今年度新しく教員になられた新規採用の教員は「58名」だそうです。多いですよね~。知らない若い先生が増えるわけです。ここ数年こういう状態が続いています。本校では今年度4名の新規採用教員を迎えています。グッと平均年齢が下がったと実感しています。しかし全国的にミドル世代40歳代の教員はごくわずかです。年々進む世代交代,若返りの波に対して,やはり我々ベテラン世代が,若者世代に教員という仕事のノウハウをしっかりと伝えていかなくてはならないと,昨日の野教研の会場を見渡し実感しました。
 学校という組織だけではなく,世の中全てでベテランと若者の歯車が噛み合う組織を目指したいものですね。