木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

8月25日(火)

 昨日は全校登校日、久しぶりに生徒達が登校し活気ある学校が戻ってきました。生徒達の声を聞いていると、不思議と元気が湧いてくるもので、「夏休みも終わりか〜」と凹みがちだった気持ちから「よしまた頑張るか!」と変化したことに気がつきました。
 さて、国際宇宙ステーションに滞在中の油井さんについては、以前この場でも話題にしましたが、昨日新たなニュースが飛び込んできました。19日に鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げられた、日本の無人補給船「こうのとり」を宇宙ステーションのロボットアームで油井さんが、見事キャッチしたそうです。また、地上ではヒューストンの航空宇宙局管制センターから、宇宙飛行士の先輩、若田光一さんが通信責任者として、油井さんをサポートしたそうです。この無人補給船「こうのとり」の中身はというと、宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士達の食料や、各実験装置など約5.5トンだそうです。
 壮大な宇宙でのプロジェクトに、ただ驚かされるばかりです。
 今日は涼しいですが、気温の変化で体調を崩さないよう気をつけましょう。

8月26日(水)

 昨日,4月に実施された「全国学力・学習状況調査」の結果(3年生実施)が、各都道府県教委に交付されました。それを受け昨日よりTV・新聞等の報道機関で取り上げられています。今朝の新聞を見ると「概ね千葉県は全国平均」という記事が掲載されていましたが,本校の細かい結果や実態についてはまだわかりませんが,結果がわかりわかりましたら,この場で少しずつ考えていきたいと思っています。
 さて,その「全国学力・学習状況調査」の中では国語・数学・理科の他に学習に関するアンケート形式での質問調査も実施されました。その中に「新聞を読んでいますか」という質問があり,これに対して千葉県では「ほぼ毎日読んでいる」「週に1~3回程度読む」と答えた小6生は全体の24%,中3生では19.2%と前年度調査より減少しているそうです。テストの正答率と新聞を読む習慣には相関関係があると,今までの調査結果からも明らかになっています。ちなみに同質問で「月に1~3回程度読む」「ほとんど,または全く読まない」と答えた小6生は75.9%,中3生は80.5%を占めていたそうです。
 どうですか,皆さんは新聞を読んでいますか?

8月27日(木)

 3年生は今日「校内実力テスト」が行われます。3年生は夏休み中に三者面談を行い、卒業後の進路について話しあわれました。私の経験上、この三者面談で具体的に進路希望先の学校をあげられる生徒はごく僅かです。しかし夏休み中、興味がある高校の説明会や体験入学に参加し、希望を具体化してきたことでしょう。そんな具体化した進路希望を実現するためには、やはり実力アップという課題が必然的についてまわります。そこで、夏休みにどれだけ力が着いたのかを、測るための物差しにするためのテストです。幸い、涼しく実力を発揮するには適した気候ですね。
 そして、このテスト、結果だけに捉われず、できなかったところを、しっかりと自覚し、そこを補い、確かな学力を身に付けて欲しいものです。きっとそれが進路開拓につながることでしょう。

8月28日(金)

 涼しい日が続いていますが、このところスポーツが熱いですね。
 バレーボールや野球、柔道、そして陸上競技にと…
 私も昨夜は、世界陸上に眼が釘付けでした。人類最速の男と言われる、ジャマイカのボルト選手、先日の100Mでは接戦を制し金メダルを手にし、昨夜は、200Mの決勝に臨み、圧倒的な強さで優勝しました。
 こんな興奮が、東京五輪で生で観ることができるかと思うと楽しみでなりません。今回の世界陸上は、北京での開催なので、ほとんど日本との時差もなく観戦しやすいですね。
 さて、五輪の競技時間は、TVの放映権の関係から、欧米の観戦しやすい時刻に合わせることがよくあります。この夏のような酷暑を考えると心配になります。まあ今から私が心配することでもないですが、真昼間のマラソンなどはありえないでしょうが、選手本位の東京五輪になると良いですね。

8月31日(月)

 昨日は雨の中「親父の会」除草作業を行いました。あいにくの天気の中,ご参加いただきました「親父」の皆さんありがとうございました。
 
 さて,以前この場で「夏休み明け頃の18歳以下の自殺者が多い」という話をしました。この内閣府の発表に対して世の中は様々な動きが見られています。おそらく皆さんもマスコミ報道等でご覧になっていることでしょう。私も先週金曜日に東葛管内の校長先生・教頭先生が一堂に集まる「自殺予防対策研修」に参加してきました。この青少年の自殺という問題,もちろん「これでくい止められる!」という特効薬や具体的な手立てはありません。ただ我々大人にできることといえば「子供たちに寄り添うこと」ではないでしょうか。我々の時代とは違い,世の中はIT機器の発達をはじめ,様々な情報が飛び交いグローバル化が進み,学校でも地域でも家庭でも,子供たちに対する要求は変化しています。またこのような世の中の変化に伴い,自然と子供たちの精神発達も良くも悪くも変化してきているそうです。つまり,我々大人が経験したことのないストレスを感じている子供たちもいるという認識で,子供たちに寄り添い,見守り,包み込んであげる必要があるのではないでしょうか。これは「誰の役目?」ではなく,子供たちに関わる全ての大人として,それぞれの立場で寄り添うことで,子供たちの変化や小さなサインを見逃さないことです。
 大人として,未来を担う子供たちを共に育てていきましょう。

 PS・ 明日9月1日、2日は給食がありません。弁当持参になりますのでご協力を・・・