木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

5月26日(木)

 オバマ大統領も来日し,いよいよ今日から伊勢志摩サミットが開幕します。世界経済の方向性をはじめ地球規模の話し合いが各国首脳によって話し合われます。我々凡人には直接関係ないかもしれませんが,地球に暮らす人類の一人として,報道に注目してみようと思っています。
 さて,第1回定期テストが明日行われます。テストについては昨日のこの場でも紹介しましたが,生徒たちはテスト勉強にがんばっているようです。今週に入り「自主(家庭)学習ノート」を使い終え,新しいノートをもらいに来る生徒が急増しています。既に2冊目も終了し3冊目に突入している生徒も6人,そのうち1-2笹川陽菜乃さんは3冊目を終え,4冊目に突入しています。素晴らしいですね。昨日の帰りに2-2金子航くんが2冊目に突入したので,全体でも,手渡ししたノートは99冊に達しました。今日100冊を越えるのは間違いありません。そうなると「いったい100冊目は誰の手に?」という興味がわいてきますね。明日紹介しますね~
 本日19:30PTAバレーボールチームの練習試合が本校体育館で行われます。対戦相手は柳沢小学校です。練習試合ですので勝ち負けよりも,課題を明確にし,且つ怪我のないようにがんばってほしいものです。 しっかり応援したいと思います。

5月25日(水)

 いよいよ定期テストまであと2日と迫ってきました。1年生にとっては中学校に入って初めての定期テストになりますね。どうでしょう,テスト勉強は進んでいますか?今年度初めての定期テストを前に「テストはなんのため?」あたりを話題にしてみましょう。
 「テストは何のためにやるの?」と問えば,ほとんどの生徒は「成績をつけるため」と我々教師側の見方でしか答えが返ってきません。もうご存じの通り,各教科先生方もテストの点数は成績をつける材料の一つではありますが,それが全てではありません。「では何のために?」という話ですが,教師の立場では,生徒の分野ごとのでき具合,つまり実態をつかみ,今後の授業の進め方に生かすためです。各教科1年間の授業計画は作成していますが,もし習熟率が低い分野等があれば,授業の中で振り返る必要があるからです。では生徒の立場では「何のため?」にテストがあるのでしょう?今回のテストでは4月,5月の約2ヶ月間での自分自身の学習効果を知るために他なりません。これまでの学習をテストという形で,自分のものに出来ているかどうか?それが正解・不正解として現れます。もし学習が不十分な場合には正解できないわけですから,テスト後に「振り返る復習」が必要になり,それが効果的な「自主(家庭)学習」へとつながるというわけです。
 「なんだ、じゃあ日頃のままで良いからテスト勉強なんていらないや~」ではありません。理解できていないのか?うっかり忘れていたのか?をはっきり区別するために,2ヶ月分の復習をテスト勉強という形で行うわけです。諸活動を停止してテスト勉強期間を設けて,テスト勉強の時間の確保をしているのはそのためだということを1年間忘れないでくださいね。

PS:今日は集金日です。ご協力お願いします。

5月24日(火)

 昨日は暑かったですね~ 外の日差しはもちろんですが,風通しのあまりよくない職員室では,温度計が30度を超えていました。一晩明け清々しい朝なのですが今日も暑くなりそうな予感がします。季節外れの暑さなので,こういうときは身体が対応できなく熱中症の恐れが高まっています。こまめに水分を摂り体調管理に努めましょう。
 さて昨日,柔道講師の佐藤弘子さんが着任しました。武道が必修になった中学校の保健体育の授業では,体育専門の教師でも,特に柔道を教えるには危険がつきものです。そこで体育の先生だけではなく,柔道の専門家を授業の講師として市が派遣してくださっています。本人にお聞きすると,自身も実業団まで柔道を行っていた専門家です。6月24日までという短い期間ではありますが,よろしくお願いいたします。
 本日,野田市教育委員会の教育長と学校教育部長が来校します。言わば野田市の教育界のトップ2です。毎年いらっしゃっていますが,,更に効果的な野田市の教育実践のために市内の各学校を視察しています。「だからどうした?」というわけではありませんが,日頃の木間ケ瀬中学校のありのままの姿をご覧になっていただきたいものです。素晴らしいところがたくさんありますから・・・

PS:明日は「集金日」です。集金係の皆さん,よろしくお願いします。

5月23日(月)

 皆さんもご承知の通り今週26日,27日に「伊勢志摩サミット」が開催されます。日本に各国の首脳が集まり会議するため,連日大きな話題となっています。でも皆さん,毎年サミットは開催されているって知っていましたか?今日はそのあたりを話題にしてみましょう。
 1975年から「地球規模で世界の,人類の課題について話し合おう」とサミットが毎年開催されるようになりました。「G7とかG8」なんて言葉を聞きますが,G8とは日本・アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・カナダ・ロシアの8各国を指していますが,今年の伊勢志摩サミットにはロシアは参加せず,参加は7カ国,つまりG7です。実際の会議には,7カ国の首脳にプラスして,EU(ヨーロッパ連合)の委員長も含めて「国際社会が直面する地球規模の課題」について一つのテーブルを囲み話し合われます。 具体的には「世界経済」「東西冷戦」「冷戦崩壊後の国際問題」「南北問題」「資源開発」「環境問題」「地球温暖化」などでした。地球規模での主要国の政治政策協調の場としてサミットの重要性は言うまでもありません。
 ところで過去には1979年,1986年,1993年に東京でサミットが開催され,2000年には沖縄サミット,2008年には洞爺湖サミットが開催されています。今回の伊勢志摩サミットに合わせてアメリカ・オバマ大統領が広島を訪れることでも話題になっていますが,これらを知っていれば,少しはニュースを楽しく見ることができるのではないでしょうか。

PS:さあ週の始まりに元気を与えてくれる青空が広がっていますね。真夏日になるかもしれません,熱中症には気をつけましょう。

5月20日(金)

 
 清々しい一日の始まりですね。
 今日は「フリー参観日」です。平日でお忙しいとは思いますが,天気もよいのでお散歩がてらどうですか? 受付は生徒昇降口に設けてありますので,生徒昇降口よりお入りください。
 さて生徒昇降口を入るとまず目に入るのが,この写真のような掲示物でしょう。タイトルはズバリ「木間ケ瀬中BEST30」です。我々もそうですが,人間誰だって得意・不得意はあるものですよね。生徒だって同じことです。学生時代はややもすると「勉強」ができる生徒が優れていて,人格はどうであれ「立派な人間」と捉えてしまいがちです。確かに勉強ができることは素晴らしいことに間違いはありません。それを否定するつもりは全くありませんが,勉強以外にも人よりも勝っている素晴らしい力の持ち主がいるはずです。そんな生徒も勉強ができる生徒と同様に素晴らしいのです。勉強にスポットが浴びてしまいがちな学校という空間だからこそ,勉強ももちろんですが,それ以外の個性にもスポットを浴びせ,それをしっかりと認めていきたいと考えています。そこからこの「木間ケ瀬中BEST30」のコーナーを設置しました。
 「勉強」「運動」「あいさつ」「歌声」「清掃」・・・自分なりにプライドを持って何かにこだわる,そんな個性を大切に育んでいきたいと思っています。

PS:蛇足ですが「個性」と「勝手」は全く違うものだとご理解くださいね。