令和7年1月15日(水)七小 今日のひと時(6年陶芸教室)
6年生がキャリア教育の一環として、陶芸家の金井伸弥さんを訪ね、陶芸を指導していただきます。今日は初回なので、焼き物が出来上がるまでのことを教えていただきたり、実際に粘土を切ったり、絵付けをしたりする作業を実際に体験したりしていきます。
学校から徒歩で陶芸を行う場所「灼陶庵」に向かいました。20分くらい歩くと施設に到着です。
最初に、金井さんより焼き物の出来上がるまでの作業工程を教えて頂きました。採土から始まり、製品が完成するまで約2か月間、長い期間かかることを知ることができました。
施設内の見学です。野田の施設にはガス窯が3機あり、約800度の温度で焼き上げていきます。実際に火をつけてもらい、窯の中の上と下での温度の違いを感じることができました。
施設内では金井さんが作成した作品が多数展示されていました。子ども達は一つ一つの作品を見て、関心の声を上げていました。少しでも近づける作品が作れるといいですね。
いよいよ作品作りに挑戦です。最初に粘土練る作業を教えてもらいました。粘土の中の空気を出すために練り方にも工夫が必要なことを知ることができました。
次に粘土を成形する作業を教わりました。今回は四角い皿を作るので、四角い粘土の塊を紐を使って皿の形に切っていきます。全員が貴重な体験をすることができました。
成形した粘土に、違う種類の粘土を使って絵付けをしていきます。細いひも状の粘土を曲げたり切ったりして貼っていきます。その後、足で踏み絵付けが完成します。
絵付けをした後に周りの面取りをし、お皿の形に成形して今日の作業は終わりになります。出来上がった作品を見て、子ども達は満足気でした。この後、金井さんに乾燥、素焼きをしていただきます。1ヵ月後に再度訪問し、上薬を塗る作業をしていきます。卒業前に完成した作品が自分のところに届きます。楽しみですね。