令和7年7月10日(木)4年生校外学習(野田市清掃工場)
今日も朝から夏の強い日差しが差し込み、暑さも一段と感じられる一日のスタートとなりました。今日も昨日に引き続き、千葉県に「熱中症警戒アラート」が発令され、暑さ指数も一番上の「危険」になる予報となっています。熱中症には十分気を付けて学校生活を送っていきたいと思います。
4年生が社会科の学習の一環として、「野田市清掃工場」に見学に行きました。清掃工場は野田市の環境衛生施設の充実をはかるために、昭和59年に完成した施設です。見学を通して多くのことを学んでほしいと思います。
出発式をした後、野田市の教育バス「あさかぜ号」に乗って出発です。清掃工場までは30分ほどですが、レク係が企画したレクで楽しみながら現地へ向かいました。
清掃工場に到着し今日案内していただく清掃管理課の職員の方にあいさつをした後、職員の方から今日の見学について簡単な説明を受けました。その後「計量台」に行き、ゴミの重さの量り方について説明していただきました。その後、実際に見学者30名の重さを量っていただきました。合計で1190㎏。一瞬で重さを量るれることに驚いていました。
ゴミ収集車によって運ばれてくるプラットフォームの見学です。プラットフォームからゴミピットに入れられた可燃ゴミが大型のクレーンで持ち上げられたり、砕かれたりする様子を実際に見ることができました。1回で1tのゴミが処理される様子は迫力十分でした。
「破砕機」の見学です。大型の可燃ごみはここで細かく砕き、ゴミピットに入れられます。大型の機械が砕く音は迫力がありました。木製の家具などの他、布団や畳なども粉砕機を使って細かくしていくそうです。
清掃工場は1日16時間の稼働で約145トンの処理能力を持っていることや、煙突の長さは59.9mもあることなどを教えていただきました。
施設内入ってゴミの分別の仕方などを職員の方に教えていただきました。また、ビデオ映像を見ることで、今日実際に見学できなかったゴミを燃やす作業や燃やした後の灰の処理などの工程を詳しく学ぶことができました。
最後に職員の方に事前に考えてきたことや今日見学したことで疑問に思ったことを質問しました。職員の方はどの質問に対しても、丁寧にわかりやすく答えていただきました。
清掃工場の見学を通して、実際に見たり体験したりすることで野田市のごみ処理について理解を深めることができました。これからの学習や生活に生かしていきたいと思います。
職員方からは清掃工場を効率よく安全に稼働し続けていくためには、ゴミを適切に分別して出していただくこが第一ということでした。ご家庭においてもこれからもルールに基づいてゴミの出していただけるよう、引き続きご協力をお願いしますとのことでした。