6年生 東京理科大学特別授業
今日は,理工学部先端化学科の井手本先生と3名の学生さんをお招きして,
6年生特別授業を行いました。
井手本先生は,現在,理工学部長も兼務されており,
大変おいそがしい中,みずき小の子どもたちのために授業をしてくださいました。
<マンガン乾電池を作ろう>
井手本先生や学生の皆さんに順序よく説明していただき,
グループごとに手作りの乾電池づくりを体験しました。
亜鉛でできた容器に,棒で押し込みながら二酸化マンガン粉末をしっかり詰めました。
その後,木槌で炭素棒を押し込み,金属のキャップを取り付けました。
さらに,グループごとイラストを描いて貼り,オリジナルの電池に仕上げました。
完成した電池は,豆電球とモーターを使って性能を確かめました。
また,電圧を測定して,既製品の電池と比較をしました。
最後に,井手本先生から今日の実験のまとめと,電池のしくみについて解説がありました。
単一や単三といった電池の大きさによる違い,電池のよい使い方,
身近な製品に使われているリチウムイオン電池の話など,さまざまなことを学ぶことができました。
また,身のまわりの不思議に興味をもち,観察したり実験したりする科学の楽しさについても
お話がありました。
授業後は,学生の皆さんと楽しく給食を食べたり,校庭で遊んだりして過ごすこともできました。
<学生さんと話そう>
午後は,6年生全員が集まり,学生の皆さんから
研究内容・理科大学への進学理由・小学生時代などについてお話を聞きました。
あらかじめスライドに発表内容をまとめてくださいました。
「宿題を忘れずにやることは約束を守ることにつながる」「子どものころから理科が好きだった」など,
小学生のころの経験や学習が,今も理科を学び続けているきっかけになっていました。
学生さんからのメッセージを,子どもたちは真剣に聞いていました。
井手本先生はじめ,研究室の皆さん,みずき小の子どもたちのために本当にありがとうございました。