文化財出前授業

毎年恒例となっている、6年生対象の「文化財出前授業」(野田市教育委員会 生涯学習部文化財課 主催)を行いました。今日は1クラス、明日は2クラス実施です。

いつもは、野田市で発掘された土器等の展示と説明、火起こし体験がメインでしたが、今年度はそれにもう一つ、関宿出身で、第42代内閣総理大臣となった鈴木貫太郎に関する説明が加わりました。

火起こしは1クラス全員で実施し、土器等の説明と鈴木貫太郎翁の説明はクラス半分に分かれて聞きました。

 

縄文時代~平安時代の石器や土器、土偶、服飾品などが、理科室に所狭しと展示され、特徴やどのように使われていたかなど、丁寧に説明をしていただきました。土器は、時代が進むにつれ作り方や使い方が進化しており、子ども達は「へ~、頭がいいね~」などと感心しながら説明に聞き入っていました。

       

 

また、鈴木貫太郎翁については、クイズ形式で楽しく説明していただきました。貫太郎翁の実物大のパネル(身長180㎝)、貫太郎翁が実際に使っていたというトランプや刀、銃、身につけていた勲章なども見せていただいたり、触らせていただいたりして、子ども達はちょっと興奮気味でした。

         

 

火起こし体験は、煙が出ると、歓声が上がりました。そして、火をおこすという作業が、いかに大変かを実感しているようでした。

  

 

今日の授業で、野田市への郷土愛や歴史への興味が深まったのではないかと思いました。