6年着衣泳
令和5年7月18日(火)、野田消防署の職員を講師にお招きして、6年生が着衣泳を行いました。
毎年、テレビのニュース等で海や川での水難事故が報道されます。
中には小学生が命を落とすような悲しい事故もあります。
夏休みを前に、水難事故防止を目的に着衣泳の学習を設定しました。
海や川でおぼれそうになった時、一番大事なのは「浮いて、救助を待つ」ことです。
浮いた姿勢で体力を温存し、救助をまつのですが、力を抜いて体を浮かせることがなかなか難しいのです。
今日は、クラスごとで実施できたため、4~5人の児童に野田消防署の職員がついてくれ、浮く姿勢を確認しました。
はじめは、ペットボトルを抱いて浮きます。
上手に力を抜いて浮くことができました。
上手にできる子は、服に空気を入れて、浮いています。
ほとんどの児童が上手に「浮いて待つ」ことができるようになりました。
最後に身の回りのもので、水に浮いて救助に手助けとなる道具を教えていただきました。
みんなの履いているスニーカーは水に浮きます。ただし、底がゴム製の上履きなどは沈んでしまいます。
ランドセルは水に浮きます。ランドセルの中に水を入れても浮いてきます。お腹側で抱えて持つと簡単に浮くことができます。
クーラーボックスも浮きます。こちらも中に水を入れても浮いてきます。
おぼれている人を見かけたら、大人の人を呼ぶことともに、このような身の回りで浮きやすいものを投げることが大切だとみんな感じていました。
今週から夏休みに入ります。水難事故がなく安全に過ごしてほしいと思いますが、非常時は、本日学習したことを生かして、「浮いて待つ」を実践してください。