5月の全校朝会
令和5年5月1日(月)、5月の全校朝会を体育館で行いました。
朝の会の中で歌っている今月の歌を、体育館に来たクラスから歌っていました。
会が始まる前には、全校の歌声が響いており、気持ちよく全校朝会をスタートすることができました。
会の最初には、全校で校歌斉唱を行いました。
次に、校長先生から以下のような話がありました。
「おはようございます。
新しい学年になってから、あっという間に1か月が過ぎました。
今日からまた5月がスタートしますね。
いよいよ本格的に学校が動き出しますね。
朝、元気な皆さんの姿を見ることができて本当に幸せだなと感じています。
世界には学校で勉強できない子どもたちが1億2千万人以上いるといわれています。
皆さんも知っているように、生活していくために働き、学校に行けなかったり、戦争があって安全に学校に行くことができない人も残念ながらたくさんいます。
友達から「何のために学校に行くの」と質問されたとき皆さんは、どう答えますか。
読んだり書いたりすることができることを識字率(しきじりつ)といいますが、日本は100パーセント近いんです。世界は86パーセントです。
さて、では実際に読んでみましょうか。「がっこう」読めますね。
[Bahaya masuku]
インドネシア語で「入るな危険」「バハイヤ マッス」
地雷の埋まっているような危険な場所に貼ってある看板が読めなかったらどうですか。
病院に行きたいがバスの表示が読めないため病院に着けない。こともありますね。
学校は生きていくために必要なことを身に着けている場所と校長先生は考えています。
・お友達や先生と遊んだり、勉強することが楽しいので学校に行きます。
・将来自分がなりたい仕事に就けるようにたくさんの知識を身に付けます。
・とにかくできることを増やしたいと思います。
日本は友達と一緒に、文字を読んだり書いたりすることができる幸せを感じてほしいと思います。
最後に学校に、登校したら、元気よく大きな声で友達や先生に「おはようございます」と挨拶をしてくださいね。そして、机の整理整頓や身の回りをきれいにして学習がはかどるようにしていきましよう。みんなのために積極的に働いている仲間を見たら「ありがとうございます」とお礼を言えたらいいですね。新しい学年になってから、学校を1日も休んでいない人、手を挙げてみてください。
素晴らしいですね。みんなで拍手してあげましょう。手を下ろしてください。」
続いて、生活委員会から今年度の取り組みである「あいさつスター育成プロジェクト」について説明がありました。
この取り組みは、児童がよいあいさつとはどのようなあいさつか理解し、実行しようとする態度を養うこと、よりよいあいさつをしたいという思いを芽生えさせることを目的に生活委員会が中心となって行う活動です。
この活動を通して、気持ちよいあいさつができる児童が増えていってほしいと思います。