お知らせ

4年生読み聞かせ

令和6年1月29日(月)、朝イチ学習の時間帯に4年生が読み聞かせを行っていました。
図書館支援員の上牧瀬さんにお願いし、新美南吉さんの本を読み聞かせしていただきました。


4年生は国語の学習で、新美南吉さん著作の「ごんぎつね」を学習しました。
そこで新美南吉さんが書かれた他の作品に触れ、学習を深めます。
本日、読み聞かせいただいた作品は、新美南吉童話集にある「一枚のはがき」です。


冬の北海道を舞台にした童話「一枚のはがき」は、病の父に代わり、郵便配達夫として働く少年が主人公です。
少年はある日、東京の裕福な少女が「リンゴをありがとう」としたためたはがきを届けるために、山の向こうの小さな集落、蟹江村を目指します。
ところが、途中で吹雪に見舞われて崖から転落し、最後ははがきを手にしたまま命を落としてしまうという悲しい物語です。
情景を思い浮かべながら、真剣に聞いています。


国語の教材で読んだ「ごんぎつね」と同様に、いろいろなことを考えさせられる作品でした。
このような同じ作者の作品を読んでみる「並行読書」の活動は読書の世界を広げます。新美南吉さんの他の作品も是非読んでみてください。

先週は、他の学級が同様の読み聞かせを行いました。


今後も並行読書の活動を取り入れ、読書に親しんでいきたいと思います。