お知らせ

教育史料館見学

令和6年3月9日(土)の午後、千葉歴史学会の方々が本校の教育史料館と3年館、7年館の見学にいらっしゃいました。


千葉歴史学会は、千葉圏域を主なフィールドとして、会誌「千葉史学」の刊行、研究書の刊行、様々な大会やシンポジウムの開催を中心に、歴史研究の発展や文化財保護の活動をされています。
今回、千葉歴史学会の活動事業の一環として野田市での研究報告と巡検を企画し、本校の教育史料館と3年館、7年館を野田市の貴重な文化財の一つと認めていただき見学に来られたそうです。
教育史料館では、明治6年に開校してからの写真や資料を見ていただきました。
大変貴重な資料が残されていることに驚かれていました。
資料に関して千葉歴史学会の方々とお話をさせていただく中で、地域の方々の学校教育に対しての愛情や期待の大きさを改めて感じました。
その後、3年館と7年館を見学していただきました。
旧校長室では、奉安殿等を見ていただきました。


天井や窓ガラス等にも細かな装飾が施され、当時の建築技術の高さが感じられます。


第二史料館では、昭和時代の教室の風景が再現されています。


旧正門です。校章のレリーフや外灯がついており、とても趣深いです。


校舎内部です。3年館3階の旧音楽室です。
唯一、天井が高くなっており、音響効果がある作りとなっています。


また、正面の黒板やレリーフ等の装飾がとても凝っています。
梁の付け方、天井の勾配等にもこだわりのあるデザインになっています。
7年館の階段です。手すりにも装飾が施されています。


3年館、7年館は、非常に強度な鉄筋コンクリート造で、東日本大震災後の耐震調査でも、強度が高く補強がいらない結果となりました。
その強度な鉄筋コンクリート造の校舎で、現在も普通教室として、子ども達が学んでいることに驚かれていました。
とても貴重な校舎であると言っていただき、今後も後世に残していけるよう大切に使用していきたいと思います。
千葉歴史学会の皆様、ありがとうございました。