7月の全校朝会
7月になりました。
令和5年7月3日(月)、7月の全校朝会を行いました。
校長先生からは、以下のような話がありました。
「みなさん、おはようございます。
早いもので今年度も3か月が過ぎました。
6月の全校朝会で自転車に乗るときはヘルメットを着けてくださいねとお話をしました。覚えていますか。
校長先生は実は小学校4年生の時、自転車に乗っていて怖い経験をしました。昼間、友達の次郎君と遊び、夕方、家に帰る一本道の左側を自転車で走っていました。目の前に交差点が見えてきました。交差点には信号がありません。私は右に曲がる方が近道なので手信号を出し右に曲がろうとしました。その時、後ろから黒い車が接近してきました。もう一度、手信号で右に曲がりますよと、サインを出して曲がろうとしました、その時、さらに近づく黒い車の気配を感じました。とっさに私は自転車から飛び降りました。自動車は急ブレーキをかけました。が、間に合わずガチャンという音とともに自転車が10メートルも道路を滑っていきました。自転車は右側のペダルがぐしゃっと曲がってしまいました。私は、自転車から降りたその瞬間に自転車だけ車にあたって命が助かりました。車から知らないおじさんが大丈夫と声をかけてきましたが、「手信号が見えなかったのとは言えませんでした。」おじさんはバツが悪そうに車に乗っている家族と目を合わせて心配そうに見ていました。ペダルが曲がった自転車が残りました。その瞬間の私の判断が1秒でも遅かったら大けが、いや命を落としていたかもしれません。
皆さんも覚えておいてください。たとえ自分が正しくとも道路では危険が大きく口を開けて待っていることを。右左の確認をしっかり行って道を渡ってください。
車や、バイク、自転車など歩いているときに接触をしたり、ぶつかったときは、車、バイク、自転車の運転手は歩いている人を助ける義務があります。当て逃げと言って罪になります。一見、大丈夫であっても、あとから急にぶつかったところが痛くなることもあります。運転手は救急車や警察に連絡を入れる義務があります。皆さんは、近くのお店屋さんや見ていた大人に助けを求めそのままにしないことが大切です。
何より、交通事故にあわないことが大切ですね。
7月10日から19日まで千葉県の交通安全運動があります。スローガンは「ペダルこぐ ぼくの相棒ヘルメット」です。命を大事に7月を過ごしましょう。」
続いて、生活委員会より日頃のあいさつの様子について話がありました。
仲間といるときはあいさつができるのに、一人でいるときにはあいさつができない児童が見られるようです。
一人でいるときでも、自信をもってあいさつができるといいですね。
また、6月の「あいさつスター」が発表されました。