お知らせ

11月の全校朝会

令和4年11月1日(火)、放送による全校朝会を行いました。
校長先生からは、以下のような話がありました。


「おはようございます。さて、11月3日は何の日か知っていますか。
そうですお休みですね。いやいや、国民の祝日、文化の日ですね。
『自由と平和を愛し、 文化 をすすめる』日なのです。
この文化の日にちなんだお話をします。文化の日には、長年日本の文化の発展に尽くした人をたたえる場があり、昨年、日本で数人しかもらえない文化功労賞を受けた中央小学校の大先輩がいます。
皆さんはラーメン・うどんが好きですか。パスタも麺ですね。
実は、中央小学校の卒業生で世界の麺類を徹底的に調べ上げた人がいます。昭和25年に卒業された石毛直道(いしげなおみち)先生という方です。石毛先生は、日本で初めて麺類をはじめとする食べることの文化を調べ、世の中に発表した人なんですよ。食文化研究のパイオニアです。
苦労して京都大学に入学し、探検部に所属して大人になるまでに106か国の国を訪れ、中国・韓国には24回も行ったそうです。探検部にいた折、食事係として料理に目覚め毎日違った料理を3か月もふるまったそうです。第二中学校に在学中に、野田の大昔の貝塚を発見し話題になったと聞いています。竪穴式住居(たてあなしきじゅうきょ)も作ったそうです。中央小学校の大切にしている言葉に『魁(さきがけ)』ということばがあります。「魁てこの世に進みゆく野田校」そうですね学校の校歌3番の最後に出てきますよね。校歌を実践している先輩ですね。
先生の食文化の研究も最初は世の中に認めてもらえない時があったそうです。しかし、石毛先生はだれもやらなかったことに挑戦し、食べることの大切さを世の中に広めた大人物なんですよ。「人間は料理をする動物である」という言葉を残しています。ぜひ覚えておいたくださいね。さて、ハボタンの苗を夏からつくり続けようやくあと1年生の分を残すのみとなりました。寒くなり、葉っぱの中心に色がついてきました。1年生はもうちょっと待ていてくださいね。時々、ハボタンを見に来てもらえると嬉しいです。終わります。」
次に、11月の生活について牛山教諭から話がありました。


今月の生活目標は、「お世話になっている人にあいさつをしよう。」「歌詞の意味を考えて気持ちのこもった合唱をしよう。」ですが、2つの目標に共通していることは「気持ち」です。
「どうせやっても」というネガティブな考えから、「せっかくやるなら」というポジティブな考えに変えて行動に移していってほしいと思います。
せっかくやるなら、お世話になっている人に心を込めてあいさつをしたり、気持ちを込めて歌ったりできるといいですね。