校長室から(219)3月11日(火)「卒業式予行練習」「東日本大震災から14年」
今日は卒業式の予行練習がありました。5年生は、会場のスペースの関係で卒業式当日に6年生の巣立つ姿を見送ることができないため、今日の予行練習に参加することで6年生の姿から学ぶ機会としました。
6年生は、5年生や他の学年の教員が見ている中、ほどよい緊張感の中で予行練習ができました。1週間前とは顔つきも変わり、真剣そのものの態度で頑張っていました。証書授与の場面では、壇上で一人ひとりに短く言葉をかけました。素直な瞳で見てくれる子、笑顔でうなずいてくれる子がたくさんいました。歌の時は、当日は自分の席から見えない子がたくさんいるので、ぐるっと歩きながら歌う様子を見てまわりました。先週聞いたよりも歌に気持ちが入っているのを感じました。最後に、5年生から6年生へ、6年生から5年生へお礼や励ましの言葉を交わし合い、予行練習を閉じました。
さて、14年前の3月11日14時46分、東日本大震災が発生し、関連して亡くなった方を入れると2万人以上のたくさんの命が失われました。多くの方が自宅や家族を失い、今もふるさとに戻れず避難を続けている方もおられます。今日は、震災で亡くなられた方々や被災されている方々への哀悼の意をあらわすため、半旗を掲揚し、14時46分に合わせて黙祷をささげました(3年生以上)。合わせて放送で、いつ何どき起きるかわからないのが災害であり、いざというときには、日頃からの人とのつながり、そして災害への正しい知識と備えが大切であるというお話をしました。