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まほろば祭に向けて ~自分たちだけに奏でられる歌声に向けて~

来週の火曜日に迫った、「まほろば祭合唱の部」。

各クラスの歌声活動は、より一層活発になってきました。「良い歌声を奏でたい」、その気持ちは同じはずなのにぶつかり合うことや分かり合えないことも経験してきたクラスもあると思います。

「歌は歌わされるものではない」と思います。自分たちで選んだ合唱曲を卵が孵るかのように、大切に大切に温めていく。いつか孵化する時を待つように、丁寧に合唱と向き合っていく。それが大切だと考えてきました。

その合唱曲は、やがてそのクラスにメンバーにしか奏でられない合唱曲となります。

コンクールなので、どうしても最優秀賞や優秀賞という結果が伴ってきます。ですが、合唱を奏でる23クラスが歌い終えたとき、「自分たちだけの合唱ができた」という実感を味わってステージを降りられることを願っています。