日誌

栃木県知事メッセージ(1月19日発出)(1/20)

 以下、栃木県知事よりメッセージが発出されました。

今後も引き続き【感染症予防対策の徹底】をよろしくお願いいたします。


「医療危機警報」発出にあたっての知事メッセージ(1月19日)

本県の病床使用率は7割程度で推移するなど、これまで経験したことのない高いレベルが継続しており、救急搬送困難事案は第7波の最高値を超えて推移するなど、入院医療提供体制への高い負荷が継続しています。

加えて、第8波では、これまでの波以上に入院者に占める高齢者の割合が高いことから、病床使用率で示されている以上に入院受入医療機関への負荷が大きく、現状でも通常医療に大きな制限が生じている中、冬季における救急医療の需要増と相まって、医療の危機的状況が継続していると考えられます。

このような状況を踏まえ、県として「医療危機警報」を発出します。県民の皆様に次のとおりお願いです。

医療体制の機能維持のため、65歳未満の重症化リスクの低い方などは、発熱外来の受診に代えて、「検査キット配布センター」の活用や、自己検査で陽性の場合は「とちぎ健康フォローアップセンター」での陽性登録をご検討ください。
救急外来・救急車の利用は、真に必要な場合に限り、迷う場合には電話相談窓口等をご利用ください。
また、感染拡大防止のため、ワクチン接種者を含め、基本的な感染対策を徹底してください。
混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出・移動については慎重に判断してください。
特に、高齢者や基礎疾患を有する方、そのような方と日常的に接する方については、感染リスクの高い行動を控えてください。
オミクロン株対応ワクチンの早期接種をご検討ください。
現時点では第8波の収束が見通せない状況にはありますが、医療ひっ迫を防ぎ、社会経済活動を継続させるためにも、上記の取組にご協力くださいますよう重ねてお願い申し上げます。 

                        栃木県新型コロナウイルス感染症対策本部長

                                   栃木県知事 福田富一