益子焼

益子焼き(日本語)

益子焼きについて


このページでは、益子の伝統的工芸品である益子焼を紹介します。
益子小では、1年生から6年生まで、
毎年児童全員が益子焼の作品作りに取り組んでいます。

 1年生の作品            2年生の作品        
              


  3年生の作品            4年生の作品
       
  
  5年生の作品            6年生の作品
    
  

益子焼の歴史

今から約160年ほど前の江戸時代の終わり頃に焼き物作りが始まる。
大塚啓三郎、菊池清蔵たちが土びんやかめ、すりばちなどのふだんに
使う日用品を作った。

皆川マスの山水の土びんが1938年にドイツのベルリンで開かれた博覧会で特選となる。
1947年には、昭和天皇の前で技をひろうした。
「さえもなき おうなのゑかく すゑものを 人のめつるも おもしろきかな」昭和天皇の御歌


   

濱田庄司は29歳の時に益子に移り住んだ。
佐久間藤太郎と出会い、二人で焼き物作りを研究した。
バーナード・リーチや柳宗悦、河井寛次郎などの芸術家との交流を深め、
民芸運動を広めた。1955年日本で最初の人間国宝に認定される。
「私の陶芸は、京都で道を見つけ、イギリスで始まり、沖縄で学び、益子で育った。」

 


益子焼きをさらに有名にした人たち
島岡達三は、朝鮮陶器の作り方と、組ひもを作る職人であった父の影響から
縄文象がんという方法を考え出し、1996年に人間国宝に認定される。
加守田章二は、今までにないような新しい作品を作り出し、
高村光太郎賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞した。

 


益子焼の作り方

形作り、素焼き、絵付け・釉薬かけ、本焼きの順で行います。

形作りの紹介

 
  一つ分の材料にわけます。     底の部分を作ります。

ひも作りの方法
 
ひも状にして巻きます。     重ねていきます。

板作りの方法
 
平らにしていきます。         回りを切って長方形にします。

 
   側面にします。      持つところや模様を付けます。