十五夜
○きょうは、旧暦8月15日。空には満月がぽっかりと浮かんでいました。今では月を眺めるくらいになってしまいましたが、子どもの頃は楽しみの一つでした。秋の収穫を祝い、満月にちなんだ丸いものをお供えしました。十五夜団子、栗、里芋、大豆など。また、これらをススキの穂と合わせて月の出る方角に向けて供えました。今の時代では決しておいしいものではなかった団子も、かたくならないうちに食べたいと、親の顔色を見ていたような気がします。この十五夜を見たら、旧暦9月13日の十三夜の名月も見るのが風流だとされ、どちらかを見逃すと「片見月」といって野暮なことだとされたようです。今年の十三夜は、11月1日のようです。晴れるといいなぁ。(校長)