豊中ブログ

【自立の意味は一つじゃない】1年生

今日、7月11日㈫は1年生の授業を取材しました。

 

生物の単元が終わり、理科は物理化学のジャンルに入りました!ガスバーナーで火を使う実験です。

 

技術では、ダンボールを使って本棚の模型を作ります!いきなり、木を切る作業はしません。「再設計」を入念に行い、木材加工のイメージを膨らませます。

※切りシロという言葉を初めて知りました。木材を切るときの隙間までを設計して図面を引きます。

 

 英語ではcanを使った文法を勉強しました!みんなはきっとできるようになるはず!can!

 

 

 

「自立」とは頼れる人を増やすこと!

脳性麻痺のため車椅子を使いながら、活躍する日本人の医師がいます。

彼の言葉に「自立するとは、頼れる人を増やすことである」というものがあります。

一般的に、「自立」という言葉は、自分だけの力で物事をやっていくという意味で使われます。しかし、どんな人であれ誰にも頼らずに生きていくことはできない。むしろ、社会の中に頼れる人を増やしていくことが大切なのではないか。

彼は障がいの有無に関わらず、この考えはすべての人に通じると言っています。

学校であれば、解けない問題の解き方を友達に聞いたり、ついうっかり忘れてきてしまった教科書を借りたりすることも自立の一歩と言えるかもしれません。わからないものをわからないままにしておくことや、道具がなくてせっかくの授業の50分を無駄にしてしまうよりもずっと生産的で生きるチカラがある行為だと私は思います。

個人が自分にできることを増やしつつ、そんな助け合いの精神が広く浸透した社会って、素敵だと思いませんか? 

 

☆調理室前のホワイトボード↓↓